島での暮らしをサポートします

海社デイサービス運営

島で最後まで暮らしたいと願う島民の声に応えるため、島づくり海社では笠岡諸島の4か所でデイサービスを運営しています。

 

笠岡諸島は高齢化率62.5%(H24年4月現在)と極めて高く、高齢者福祉対策は島の最大の課題となっています。当時笠岡諸島には福祉施設がなく、一人暮らしで自立した生活のできない人たちは、船に乗って陸地部へ行き福祉サービスを受けるなどしていました

 そこで島づくり海社でデイサービス施設 「ほほえみ」を北木島に開設し、その後「すみれ(北木島大浦)」「だんだんの家(白石島)」「うららの家(真鍋島)」と順に開設し、運営しています。

デイサービス事業についての詳しい説明や、ご利用希望の方は「海社デイサービス」をご覧ください。

海社デイサービス うららの家
海社デイサービス うららの家

六島あゆみ園

 笠岡諸島の中で、陸地部から最も遠い位置にある六島では、2006年に就学前の子どもがいたことから、保育所の設立を望む声が上がりました。

 そこで、当社が島民の方々の声として笠岡市に設立の要望を行い、それを受けた笠岡市が2006年4月に同島に「あゆみ園」を設立、当社が運営を受託し保育サービスを始めました。

  こうして島で子どもを育てることが出来るようになり、その後休校していた六島小学校も再開しました。


詳細については「六島あゆみ園」をご覧ください。

六島あゆみ園 グラウンドの様子
六島あゆみ園 グラウンドの様子

島のきずな便

 笠岡諸島の高齢化は、陸地部以上に加速度的に進んでおり、高齢者世帯や独居老人が増えています。

 その中には自力で買いものを行うことが困難な世帯や、島の人口減少などにより居住地区から商店が無くなり、結果自家用車を持たない世帯は、交通圏にお店が無いといったケースも出ています。


 その為、豊浦地区をモデル地区に国・県の補助を受けながら、島内の商店と共存共栄の精神の下に買物支援事業「島のきずな便」を平成25年8月から始めました。これはイオンと日本郵便との共同で、会員登録をした島民の買いものを島づくり海社が代行して行い、自宅まで商品を送り届ける、注文代行配達サービスです。今では配送エリアを広げ、六島にもサービスを提供しています。


 この自宅まで宅配する買物支援事業は地域の見守りも兼ねており、そうした意味も併せて「島のきずな便」という名前になっています。

詳細は「島のきずな便」をご覧ください。

島のきずな便 買い物カタログとお買い物袋
島のきずな便 買い物カタログとお買い物袋

回漕店(かいそうてん)

 橋が架かっていない笠岡諸島での暮らしには欠かせない、連絡船の接岸や券売などをサポートする業務です。

 高齢化・過疎化に伴い経営が困難になった回漕店業務を、三洋汽船(株)からの委託を受け、真鍋島と白石島の船着き場にある回漕店を管理運営しています。

詳細は「回漕店」をご覧ください。

 

白石島回漕店 しーぽーと
白石島回漕店 しーぽーと

公共交通空白地有償運送

 公共交通での移動手段が無い地域を対象としたサービスで、島内にお住いの高齢者の診療所等への交通手段として、また帰省された方や観光客の方などの移動手段として、笠岡市の補助を受けながら北木島内でコミュニティバスを走らせています。


運行は月水金の週3日、1日3往復です。

 

運行時刻など、詳細は「コミュニティバス」の欄をご覧ください。

海社バス
海社バス