高 島

≪漁師とつつじの島≫ 

 

笠岡市笠岡港から約12km沖合の、笠岡諸島の最北端に位置する島です。

 高島は、古くから瀬戸内海航路の要衝として栄えたといわれ、古事記に記されている神武天皇
(初代天皇)東征の際の高島行宮(あんぐう)が置かれた島、という説もあります。

 

 島の風景としては、北側には漁船やペンションなど島の産業風景、笠岡や寄島といった陸地の風景を横目に歩ける舗装道路が伸びており、島民手作りの資料館「高島おきよ館」もあります。
 南側には尾根伝いに延びる遊歩道があります。南側途中の展望台からは、360度に渡って瀬戸内の穏やかな風景が見渡せ、つつじの季節には、島民の方が大切に育てたツツジが群生して咲く様子も見られます。また、年に一度つつじ祭りも行われ、多くのツアー参加者が島を訪れます。

 

  かつては採石業と海運業が盛んでした、島の漁師が獲った新鮮な魚を提供する民宿や、風景を目当てに訪れる観光客の増加などもあり、今では観光と漁業の島となっています。 

 また、観光底引き船、定置網など漁師体験を楽しむ観光漁業も好評で、多くの利用者がいらっしゃいます。

 

 


下の地図で、高島への航路をご案内しています。出発地の港(番号)を選んでください。
地図、左上のアイコン [ⅲ]をクリックすると、メニュー内に 高島を発着する連絡航路 チェック✓を入れると 行き・帰り区間の時刻を確認することができます。ご活用ください。