白 石 島

白石踊り
白石踊り

≪祈りとマリンスポーツの島≫

 

 笠岡諸島で2番目に大きい白石島は、周囲約10km程の島で、古来有名な風光明媚の地として国指定の名勝にもなっています。

 また、県内屈指のマリンスポーツを楽しむ場としても知られており、民宿・海の家が並ぶ海岸には多くの海水浴客が訪れ、シーカヤックなどのマリンスポーツも楽しむことが出来ます。

 また近年では、アーティストインレジデンスの開催や、瀬戸内国際芸術祭などの影響もあり、白石島国際交流ヴィラを活用する外国人観光客の姿も良く見られ、笠岡諸島の中でも特に外国人の方をよく目にする、国際色溢れる島ともなっています。

 

そうした活発な賑わいを見せる白石島ですが、お盆には別の一面を見せます。

 そのお盆に島民が砂浜で舞う「白石踊り」は、国指定の重要無形民俗文化財として全国で公演が行われた実績もあり、その由来は源平水島合戦の戦死者の霊を弔うため、と言われています。唄い手と太鼓の周りを円を描いて様々な型の踊り手が回る、全国的にも非常に珍しい盆踊りであり、7月~9月など夏の時期に合わせての、踊りの見学や体験ツアーも毎年行われ、夏の白石島の夜を静かに賑わしています。

 

また、白石踊りの他にも見どころは多く、鬼ヶ城と呼ばれる山の頂上近くにある「鎧岩」は、国指定天然記念物になっています。碁盤の目のように割れ目が入り、縦横の節理が直角に交差し鎧の直垂に似ているといった、まさに名前の通りの鎧のような岩となっています。

  また、鎧岩に続く高台には昭和45年に建立された白色に輝く「仏舎利塔」があり、タイのワットパクナム寺院から奉納された仏舎利(お釈迦様の骨)と1200年前の釈迦如来像が祭られています。

 

ビーチ風景
ビーチ風景


下の地図で、白石島への航路をご案内しています。出発地の港(番号)を選んでください。
地図、左上のアイコン [ⅲ]をクリックすると、メニュー内に 白石島を発着する連絡航路 チェック✓を入れると 行き・帰り区間の時刻を確認することができます。ご活用ください。