六 島

現役の灯台と水仙の風景
現役の灯台と水仙の風景
漁師の集落『湛江』風景
漁師の集落『湛江』風景

≪灯台と水仙の島≫

 

 笠岡市笠岡港から南へ約40kmのところにあり、笠岡諸島最南端の島であるとともに、岡山県の最南端でもあります。島民数は80人弱と、笠岡諸島では最も少ない人数となっています。

 

 六島の南約4.5kmにある香川県荘内半島三崎との間は、潮流の速い海峡として知られ、また瀬戸内海を横断する大型客船などの重要航路となっています。そのためか、この航路の安全を守るため、大正11年12月、岡山県で最初の灯台がここ六島に設置されました

  

 その灯台の周辺をはじめ島内のあちこちに、島民の方々が耕作放棄地の活用も目指して植えた水仙が、1月から2月にかけて可憐な花を咲かせます。水仙を名物にする島は他にもありますが、六島は港からのアクセスの良さに定評があり、徒歩での移動が苦手な方にも比較的楽にその風景を堪能いただくことが出来ます。

そのように、島の方々が創った水仙の群生と、瀬戸内海の重要航路を守る灯台とが織りなす風景は、毎年多くの旅行客を島に呼ぶ存在となっています。 


地図、左上のアイコン [ⅲ]をクリックすると、メニュー内に 六島を発着する連絡航路 チェック✓を入れると 行き・帰り区間の時刻を確認することができます。ご活用ください。